えろあり注意
























パリーン

「……あ」

「ひゃぁあ!」

政宗の手にある皿はスルリと滑り、床に落ち割れた
政宗のとぼけた声とチカの悲鳴

「チカどうした?」

「………っ…ッ」

キッチンから顔を出すと走って寄ってきた、

「チカ?」

寄ってきたと思ったら通り過ぎて落ちた皿の前でしゃがんだ

「どうした?チ…」

手を伸ばして割れた皿を拾う

「チカ、いいから…」

「…やだぁ…」

しなくて良いと言っているのに拾おうとするチカ

「……怪我したらどうすんだ、」

と、手を抑えると暴れるチカ
持っていた皿の破片が政宗の腕を掠り血が滲む

「あ……」

「……っ」

「ま、さむね、ごめ、ごめなさ、」

何がしたいのか分からないがテンパってるらしい

「と、とりあえず落ち着けチカ、な?」

とソファへの移動を促した

「……ん」

こくりと頷いたチカの脇の下を持って立たせる
皿は後で処理するとしてとりあえずチカをソファに座らせる

「…まさむね…おこってる?」

耳と尻尾がへにゃんとしているチカは俯き、明らかに先程切った事を気にしている

「Ah…気にすんなよチカ、多分血も止まって…」

ポタッ…

「…あ」

傷口から肘まで繋ぐ赤い液体が一滴政宗のジーンズに落ちた、
チカは顔を青くして政宗の腕を取った

「あ、あぁ、ごめなさっ…、」

とまた謝って傷口を舐め始めた

「チカ!?い、いいから離せ…」

と、腕を動かすがチカはちろちろと血を舐めるだけ

「んっ…ふぅ…は…」

傷口にちゅうっと血を吸い出すように吸い付く
それはまるで、

「(フェラ…されてるみてぇ)」

考えると本当にそう見えてきて、
下のモノが大きくなる

「…っチカ、もう、平気だから離せ…」

「ぁはっ…まはぅえ、」

あぁもう、ダメだと思った瞬間にプツンと何かが切れた音がした

「…まさむにゃ…!?」

急にキスをすると耳と尻尾を逆立てた
舌をチカの口内に差し入れるとビクンと体が跳ねた

「…ふっ…んぅ…はっ…」

ピクピクと反応してくれるチカに心の中で笑う
唇を離してやるとはぁはぁと息切れさせて涙ぐんだ瞳で政宗を見る

「…あぅ…おしおき…?」

「…Ha?お仕置き?」

勝手なことをしたからこの行為はお仕置きだと思いこんでるようで

「No、これは…」

俺の欲を満たすための行為…
そんな事言えなくて、乱れたチカの服を正す

「…Sorry、俺少し頭冷やしてくる」

と、立ち上がりトイレへ行こうとするが、服をチカに掴まれて叶わない

「……まさむね、つらそう、」

と言われて振り返るとチカの視線は下半身に向いていた

「…っチカ、いいから…っ」

言った瞬間に自身を撫でられ息が詰まる

「…まさむねの、まえのちかみたいになってる」

顔を近付けてスンスンと匂いを嗅ぐチカ
急にぱくりとジーンズの上から口に含まれて慌てて制止する

「チカ、止めろ」

「やら…まえのちかみたいにくるしくなってもらいたくない」

と、ジーンズのフックとジッパーを開きボクサーパンツから政宗の自身を取り出す
露わになった自身は半勃ちしている

「らくにしてあげるからね、まさむね」

と先端を口に入れる
先端を舐めるように舌を動かすと政宗もビクッと反応する

「ぁん…はむぅー…」

ざりざりと舐め回していくうちにさらにさらにと大きくなる自身
それに多少驚きながら先端の液体を舐める

「んちゅ…」

「はっ…」

段々と大きくなる自身を賢明にしゃぶるチカ
俺を楽にしたい、という純粋な気持ちで奉仕しているのだが

「……えっろ、」

飼い猫に奉仕されるとか人生にない経験
どうすれば止めて貰えるとか考える前に

「(あぁ、切れる)」

先程無理矢理封じた理性が切れそう
と緩く腰を揺らし始めた

「んぐっ…ん…」

腰が揺れて急に口内の奥に入ってきてチカは一旦くぐもった声が出る

「ふぅ…ん、」

カリッと自身に歯が当たる
チカが謝ろうと口から離れた瞬間に ぶち撒けられる白濁

「あっ…!」

「……Ahー…」

やっちまった、猫の顔に、掛けてしまった
ビクビクとまだイった余韻に浸かっている自身をパンツにしまい込み
チカの前にしゃがむ、

「んっ…んっ…」

顔についた政宗の精子を手で取ってる

「Ah…Sorry、チカ」

大丈夫か、とタオルで拭き取ってやる

「う、…まさむね…」

抱きついて来たチカを抱き締めてやる
足に当たった下半身が硬くなってるのに目を見開いた政宗は手で確かめるように揉んでみる

「いやっ…まさ、むぇ!らめ、」

ドクドクとチカのパンツから伝わってくる鼓動
明らかに辛そうでとりあえずパンツを下げた

「ちょ、まさむ、」

見ないでとシャツを引っ張って隠そうとするが政宗はそれを拒んだ

「Ahー…チカ、大丈夫か?」

「う…らいじょうぶじゃら…」

大丈夫じゃないと尻尾でパタパタと政宗の手を叩く

「…しょうがねぇな、抜いてやるよ」

「ぬ…?」

チカが首を傾げると同時にチカの自身を握り少しさする

「ふっ…!んん…!や、はまさ、うえ…!」

ソファに座らせ足を開かせて固定
自身をさすりチカの感度を見る

「あ、らめ、らめ、あつい…!」

びくびくと腰が浮いて身悶える

「やぅ…っひ…んんぅ…!」

可愛くてたまらなくなってチカの唇に吸い付く
くちゅくちゅとチカの自身が濡れてそろそろかと思った矢先に吐き出された白濁
手で受け止めて出た量を見てみる

「Heyチカ、こんなに出たぜ?」

「あぅ……やら…」

手に溜まった白濁の水たまりをチカのお腹に塗り付けた

臍を指の腹で押すとひぅと息を吸った

「は、ちかぁ…さいごまで、してほしぃ…」

なにを言っているんだこの猫は

「最後までって、最後…だぞ?」

こくりと頷くチカ

「らって、ちかしってるの、すきなひととはね、つながるの、」

「まぁな、そら、繋がるわ」

「ちかはまさむねがすきだから、つながりたいの、」

ぎゅうっと政宗に抱きつくチカを抱きしめ返して寝室に連れて行った
ベッドにチカを押し倒し軽く口付けする

「……知らねぇぞ、」

あんな事言われたら理性とかどうとか考えられない
なるべくチカに負担を掛けぬよう気を配る気ではいるが、
どうなるかは分からない

「んっぁ…あっ…」

いじり始めた胸の突起は徐々に立ち上がり
チカからは色っぽい声が出る

感じやすくなったチカの体のラインをするするとなぞり、下半身に辿り着く
政宗は自分の指を舐めて塗らし、チカの後ろの入り口に塗った

「…ふぁ…!」

一度チカの中に入ろうと指を一本入れようとするが入り口しかやはり解かされていないらしく入らない

「…っ?」

チカの視界から政宗が消え
足を折り曲げて下半身に顔を埋める

「ひゃっ…!」

太ももを抑えて蕾を舐め回す
少し緩くなった蕾に舌を差し入れて唾液を流し込み徐々に慣らしていく

「…は、チカ、大丈夫か」

「らい、じょうぶぅ…っあ、」

大丈夫と言い終わると同時に指を二本蕾に挿れる

「あ、んふっ」

くちゅくちゅと三本の指がスムーズに出入りするようになった
指を引き抜くとヒクリとチカの蕾が疼いた

「っ、ん…」

生理的に潤んだ瞳を見てとりあえず目元にキスを落とす

「チカ、挿れるぜ?辛かったら言えよ?」
「…う、ん、」

こくりと頷いたチカにもう一度口づけて
チカの蕾に自身を宛てがい少しずつ腰を進める

「チカ、力抜けっ、」

「あ、ぁ゛ごぇ、…んぁん゛」

痛みと快楽が合わさって変な感じになってるチカの中はとても狭くて

「は、ぁチカ、千切れそうだ…ッ」

しばらく腰を小刻みに揺らしていると
ある一カ所にチカは反応した
それは前立腺、猫にもあるのかは今はスルーである

「あ、やぁ!まはむぇ、なに…ッ!」

よく分からない快楽に怯えるチカにニヤリと笑った

「チカの気持ちいいトコみっけ、」

見つけてからずっと前立腺をさすりチカに快感を送る

「あ、ぁあ、あんぅ…!んっ」

びくびくと腰が震え、そろそろかとラストスパートをかける
前立腺を潰すかのように差し入れてぐちゅぐちゅと自身が出入りする

「ひぃ、あぁまさ、むぇ、らめ、らめ、ん、んぅぅう…――――!」

ダメだと言ってすぐに出た白濁は先ほどよりは濃くはなかったが綺麗な白濁
その後政宗も精射する

「は、はぁ、はぁ…まさ、むね、」

荒い呼吸を整えて名を呼ぶチカに耳を傾けると

「ちか、まさむねがすきだよ」

と抱きつかれた

「…Ah、俺も……チカ?」

政宗に抱きついたまま疲れて寝てしまったようで

「ん…」

「…Ha、寝てるし」

と笑って後始末を始めた



皿と一緒に何かが割れる音がしたの
(だからたしかめたかったの)


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ただエロが書きたかっただけです、
お皿とか割れるとビクゥってするチカたん良いと思います
にしても長すぎたよぅ…
ここまで読んで下さりありがとうございました!

(091104)